この記事では、我が子が泣いてぐずっている時に、
- 発疹があるけど虫刺されか?ダニ刺されか?
- 自宅でどうやって対処すればいいか?
- どんな様子であれば病院に行けばいいのか?
の判断や目安となる情報を掲載しています。
体に発疹などがみられ、赤ちゃんがぐずって寝つきが悪かったり、熱もないのに機嫌が悪いときは、ダニに刺されを疑ってみましょう。知らぬ間にダニに刺されてしまっているかもしれません。
ダニ刺されはかゆみが強いので、赤ちゃんはそのかゆみやストレスから泣いてぐずることがあります。かゆさで泣きわめく我が子をみるのはつらいものです。赤ちゃんのためにも、できるだけ症状を抑えて早めに対策をしてあげたいですよね?
そのためには、ダニ刺されか虫刺されかの症状を見分け、適切な対策をしてあげましょう。
合わせてチェック> その子供のダニ刺され!実は勘違いかも?ダニ刺されと間違いやすい子供の病気
目次
本当にダニ刺され?赤ちゃんの症状をチェック
専門の医者が腫れをみてもダニに刺されたと100%断定することは難しいと言われています。下の表はあくまで判断の1つの材料として参考程度に見るようにしてください。
ただし、赤ちゃんを一日中見ており、身の回りの環境を知っていることで、状況から大まかに判断することもできるかと思います。
ダニ | ノミ | 蚊 | |
刺されやすい箇所 | 服の中 肌の柔らかい所 (お腹、腕、股など) | 肌の露出している所 (腕、足など) | 肌の露出している所 (腕、足、顔など) |
大きさ | 体長0.3㎜~1.0㎜のため、肉眼ではほとんど見えない | 体長2~3㎜で飛び跳ねるため目を凝らせば、肉眼で見える | 体長5㎜前後で、肉眼で見える |
症状 | 刺されてから1~2日目に腫れと強いかゆみ | 刺されてから1~2日目に赤いぶつぶつの発疹 | 刺されてから1~2日目に赤い発疹とかゆみ |
家の中で過ごすことが多く、清潔な環境で一日中布団の上で過ごす0ヶ月から6ヶ月程度の赤ちゃんの場合、肌に虫刺されのような赤い発疹ができていたら、ダニかノミ、蚊の可能性が高いです。
ダニは一年を通して生息し、湿度の高い布団や毛布、枕の中、床に特に多く、ソファー、カーテン、ぬいぐるみにも生息します。ダニの糞や死骸は、「気管支喘息」や「アトピー性皮膚炎」、「アレルギー性鼻炎」などのアレルゲンにもなるので、ダニを増やさない環境づくりが大切です。
アレルギーの原因はダニ?家の中の環境が引き起こすアレルギー性疾患
赤ちゃんはダニに刺されやすい?
ダニは肌の柔らかい人、汗かきの人を刺します。赤ちゃんは布団にいることが多いため、汗で布団に湿気がたまりやすく、ダニが棲みやすい環境が整っています。そのため、汗をかきやすい赤ちゃんの布団はダニが増える可能性が高くなります。
また、赤ちゃんはぷにぷにと全身の肌が柔らかいため、大人に比べダニに刺されやすい傾向があります。
私はダニに刺されやすい人?刺されにくい人?気になる疑問を解決!
布団に湿気を溜めないように、定期的に布団を干して乾かしたり、汗をかき過ぎてしまっている時には衣服の調整をしてあげると良いでしょう。
赤ちゃんと大人の刺され痕の違い
赤ちゃんは大人と比べ肌が弱く、抵抗力も低いため、ダニに刺された跡が赤くなったり、しこりになったりしやすい傾向があります。腫れの出かたは抗体の有無による違いが大きいため、個人差があります。赤ちゃんによっては、まったく反応が出なかったりするケースもある一方、アレルギー体質によっては反応が強くでることもあります。
赤ちゃんのダニ刺され!お家でできる5つのセルフケア
赤ちゃんがダニに刺されてしまった場合、症状が軽ければ市販薬で対策をして様子をみてみるのも一つの方法です。赤ちゃんのかゆみを抑えたり、刺された箇所をかかないようにして処置してあげましょう。
患部を流水で洗い流す
赤ちゃんがダニに刺されたら、患部を流水で洗い流して清潔にしてあげましょう。蛇口からの流水で数秒水にあてればOK。こすったりする必要はありません。市販の薬を塗る場合も、予め患部を清潔にしておくことが大切です。
患部を冷やす
赤ちゃんがダニに刺されたら、患部を冷やすことで、かゆみを和らげる効果が期待できます。
濡れたタオルやガーゼで冷やしてあげたり、アイスノンをタオルにくるんで患部に当ててあげたりして冷やしてあげましょう。
赤ちゃんの爪を短くする
赤ちゃんは無意識にダニに刺さされた患部を掻きむしってしまい、雑菌がはいりこんで炎症がひどくなってしまう可能性があります。爪でかいたり、こすったりしないよう、爪を短くカットしておきましょう。爪が指の腹からでて見えなければOKです。
患部を覆う
爪を短く切っておく他、ダニ刺されの患部が布団や洋服に擦れたりして刺激を与えないよう、ガーゼや絆創膏などで覆ってあげましょう。直接患部を刺激しないことで、かゆみの予防をと患部の掻きむしり、掻き壊しを防ぐことができます。
市販薬を使用する
市販薬には軟膏タイプや液体タイプ、貼るタイプのものもあります。薬を選ぶ際には中に含まれている成分を見てみましょう。市販薬には、抗ヒスタミン剤、ステロイド剤、抗生物質が含まれていますが、赤ちゃん用として、ステロイドが含まれていないものも市販されています。
- 抗ヒスタミン薬 … アレルギー症状、かゆみを抑える
- ステロイド薬 … かゆみを抑え、赤みや腫れなどの症状を軽くする
- 抗生物質 … 化膿を抑え、細菌の感染が広がるのを防ぐ
一般的に塗り薬は、年齢・症状・患部の場所で使い分けるので、赤ちゃん専用の市販薬を使用すると安心です。
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症状がひどいとき時は病院を受診しよう
病院の何科を受診すればいいか悩む方もいるかと思いますが、ダニ刺されは「皮膚科」を受診します。症状が出始めた時期や赤ちゃんの様子など、正確に伝えるようにしましょう。以下のようなときは、病院を受診し、早めの対応をするようにしましょう。
腫れやかゆみがひどい時
かゆみが強く、ダニ刺されの患部を何度も掻きむしったり、かゆみで眠れないといった時は皮膚科を受診するようにしましょう。患部をかき壊し、細菌が入り込んで「とびひ」になってしまう可能性もあります。
市販薬で症状が良くならなかった時
市販薬で様子を見てみて対応したものの、症状が改善されなかったり、2,3日たっても症状が治まらない場合、皮膚科を受診するようにしましょう。処方された薬で早く炎症が良くなるケースもあります。
症状が重症化した時
患部がジュクジュクと化膿してしまったり、とびひにより全身に水膨れが広がってしまった時は皮膚科を受診するようにしましょう。また、明らかに顔色が悪かったり、苦しそうに呼吸をしている場合は、ダニ以外の虫刺されなどでアナフェラキシーショックを起こしている可能性もあります。命に関わる危険があるので、夜間・休日問わず急いで病院を受診するようにしましょう。
そもそもダニに刺されない為の対策が大切。
ダニに狙われやすく、症状が悪化しやすい赤ちゃんは、そもそもダニに刺されない為に前もって対策をしておくことが大切です。
ダニ対策グッズとして、ダニ除けスプレーやダニ取りシート、燻煙剤など、商品はたくさんありますが、おすすめはダニ取りシートです。
ダニ除けスプレーでは、ベッドや布団が湿ってしまったり、燻煙剤は化学薬品が使われ、部屋自体が煙や薬剤で覆われるなど、赤ちゃんにとっては環境や安全面で決して、良くないことが多いからです。
その点、ダニ取りシートであれば、置くだけでダニ対策ができ、赤ちゃんが不快な思いをすることなく、しかも、安全面も気にする必要がありません。
小さな赤ちゃんは1日のほとんどをベビーベッドで過ごすことが多いので、出来るだけ不快な環境にはしたくありません。やっぱり大事な赤ちゃんには特に安心・安全なものを使いたいですよね。
ただし、全てのダニ取りシートが安全なわけではありません。知らずに粗悪なものを選んでしまうと、そもそも効果がなかったり、放置によって逆にダニが繁殖してしまう原因にもなりかねません。
そんな失敗をしないために、当サイトでおすすめしているダニ取りシートが、日革研究所の「ダニ捕りロボ」です。
究極の手間なしダニ対策グッズ。ダニ捕りロボとは?
「ダニ捕りロボ」は、20年もダニ の研究をし続けている会社が開発した商品です。
創業者がアレルギーの孫のために開発した商品ということもあり、安全性の高さと信頼性、効率的なダニ退治という点では、ダニ取りシートの中ではダントツです。
安全性の面では、化学殺虫成分はゼロ。天然由来の材料を使い、国内外の3つの試験で、安全性が立証されています。
そして、ダニ捕りロボの最大の特徴が、シートに入ったダニを100%退治してしまうこと!
独自技術の「ダニ捕獲乾燥」技術で確実にダニを仕留めます。
しかも、第三者機関からのお墨付きまでもらっています。つまり、自作自演ではなく、確実にダニを殺す効果が立証されているダニ取りシートということなんです。
ここまで安全性やダニ退治の確実性に力をいれ、しかも効果の検証まで行なっているダニ取りシートは他にありません。
確実にダニを捕獲・退治して、しかもその後のダニの繁殖の心配もないので、はっきり言って超安心です。赤ちゃんのいる家庭なら、万が一舐めてしまったら、、、なんていう心配も不要です。
使った後は3ヶ月後にゴミ箱に捨てるだけ。余計なな家事の手間もありません。
ダニ捕りロボは、赤ちゃんの安全や健康に配慮して確実にダニをやっつけたい人におすすめのダニとりシートです。
ちなみに、、、
ダニの繁殖やダニ刺されは5〜8月頃がピークですが、ダニが活動し始める3、4月の設置がその後のダニの繁殖を大幅に抑えるので、早めの対策が効果的です。
まとめ
素人が、赤く腫れた患部を見て、「ダニ刺され」と判断するのは非常に難しいです。また、赤ちゃんは抵抗力が弱いので、症状が悪化しやすいです。「何かおかしい」「どうしていいかわからない」といった時は、ためらわずに、早めに専門の皮膚科に見てもらうようにしましょう。
最後に、ダニが繁殖しやすい環境になっていなかったかを、以下のリストを参考にもう一度確認をしてみましょう。
- 床やカーペットの掃除をしていたか
- 窓を開けて、換気を行っていたか
- 赤ちゃんのシーツや枕カバー、タオルケットは洗ったか
- 布団は干していたか
ダニは、一回の掃除や洗濯で完全に駆除することは難しいです。ダニの繁殖しにくい環境と、繰り返し継続してダニ対策をしていくことで、赤ちゃんがダニに刺されない環境づくりをしていくことが大切です。
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