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急なおねしょで慌てて対処法を調べていませんか?おねしょ布団はスピードが大切。他の記事を調べてないでこの記事を見たら早速作業に移りましょう。

この記事では、今おねしょが発覚して、どう対処していいかわからない人に向けて、準備物と対応手順を順番にご紹介しています。順に記事を追っていけば、滞りなくおねしょ対策できるので、ぜひご覧ください。
まずは緊急な人向けに、最初に簡易バージョンを記載しておきます。

せんかピーン
せんか

おねしょで慌てないために、ひとつずつチェックして手順どおりに対処してね。

【簡易版】今すぐ行うべき対処手順
用意するもの:バスタオル×2枚、濡らしたタオル×2枚、バケツ(あれば)、ゴム手袋(あれば)
①バスタオルの上に子供を移動
②おねしょで濡れている場所をチェック
③濡れた【掛け布団・タオルケット・毛布】は洗濯機へ
④敷布団はおねしょを吸い取って風呂場へはこぶ
⑤布団周りのおねしょを水ぶきする
⑥子供のおねしょパジャマの着替え
⑦おねしょ敷布団の汚れ・臭い対策
⑧おねしょ敷布団の洗濯
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バスタオルの上に子供を移動

まずは持ってきたバスタオルを近くに敷いて、子供をバスタオルに移動して、待っていてもらいます。おねしょは布団やカーペット・畳にまで染みてしまうと臭いを発するため、できるだけ早く対処したいところ。一旦、子供は後回しで先に布団の対処を行います。
(冬で子供が寒がるようなら、先に子供の対処を行います)
手伝ってくれるパートナー等がいる場合、子供の着替えかおねしょ布団の対処をお願いして分業しましょう。

おねしょで濡れている場所をチェック

手で触ってみたり、臭いをかいだりしながら、おねしょで濡れてしまった場所の確認をします。敷布団・掛け布団・タオルケット・毛布、布団の下まで確認します。場合によっては、横に並べている布団も濡れているかもしれないので、良く確認します。

濡れた【掛け布団・タオルケット・毛布】は洗濯機へ

おねしょで濡れてしまった布団類は、洗濯機に移動して洗濯をします。タオルケット、毛布はほとんどの材質が洗えるものがほとんどですが、掛け布団は注意が必要です。材質とキルティングがあるか確認しましょう。材質が綿の場合はできるだけつまみ洗いにして、不要な箇所への流水は控えます。また、ポリエステルなどの化繊の場合、丸洗いも可能ですが、材質が綿の場合はダマになっていまうので洗えません。また、キルティングが入っていない場合、洗濯で中綿がよってしまう心配があるので、必要に応じて、紐で縛り中綿がよれないようにしましょう。

敷布団はおねしょを吸い取って風呂場へ運ぶ

敷布団に染みてしまったおねしょは、用意したバスタオルで上から押さえ、できるだけ吸い取りましょう。未使用のオムツを破って広げて押し付ける方法も有効ですが、中まで染みてしまったおねしょを吸いだすほどにはいたらないので、初期対応に向いているでしょう。
できるだけおねしょを吸い取ったら、風呂場に運びます。布団の処理は後回しにして、布団周りの掃除をしてしまいます。

布団周りのおねしょを水ぶきする

おねしょが大量の場合や、布団からずれているような場合、ベッドや床、畳などにもおねしょが漏れてしまうこともあります。水で濡らしたタオルで、おねしょをふき取りながら、綺麗に拭きます。
おねしょの臭いが気になる場合、床や畳なら塩素系漂白剤(ハイターなど)を、水で濃いめに作り、拭くと除菌され、臭いがなくなります。

子供のおねしょパジャマの着替え

バスタオルの上で待っていた子供の対応も忘れてはいけません。おねしょパジャマを脱ぎ、水ぶきをしてあげたり、シャワーをするなどして、おしっこを洗い流して綺麗にしてあげましょう。最後に着替えさせて終了。子どもは別の布団で、寝てもらうか、起きていてもらうようにしましょう。

おねしょ敷布団の汚れ・臭い対策

 ①熱湯はNG。ぬるま湯で洗う

おねしょの範囲がそれほど広くなく、部分的に洗い流す際には、ぬるま湯を使いましょう。おしっこは70℃以上でタンパク質が固まり、おねしょ跡が残ってしまいます。

②クエン酸スプレーを使う

臭いの原因となるアンモニアは、アルカリ性なので、酸性のクエン酸で中和させることができます。クエン酸以外にも、レモンや酢など、おうちにあるものでOKです。

作り方:水200mLにクエン酸を小さじ1杯ほどで完成。

おねしょ敷布団の洗濯

後回しにしていた敷布団の処理に取り掛かります。おねしょ布団は、ポリエステルなどの化繊であれば、掛け布団と同様洗うことができます。(ほとんどの場合、洗濯「不可」の表示にはなっていますが)
敷布団の洗い方は3通りあるので、それぞれ参考にしてみてください。

 ①自宅の風呂場で踏み洗い

浴槽にぬるま湯をはり、足で踏み洗いします。おねしょが完全になくなるまで、何度か繰り返してよく洗います。脱水は踏んで可能な限り脱水させるか、入るようであれば自宅の洗濯機で脱水します。
乾燥は戸外で物干し竿にM字型に干すようにし、できるだけ風が抜けるようにして干します。敷布団は乾きにくいので、しっかりと干すようにしましょう。

※敷布団の大きさによっては脱水・乾燥が難しいので、その場合は、コインランドリーや布団クリーニングがおすすめです。

 ②コインランドリーで洗う

コインランドリーに持ち込んで、敷布団を丸洗いします。自動で洗剤を投入してくれるタイプもあり、手軽に洗うことができます。脱水・乾燥まで行えるので、車をもっていたり、近場にコインランドリーがある人にはおすすめです。
水で敷布団全体をしっかり洗ってくれるので、においや洗い残しの心配がありません。

 ③後ほど布団クリーニング

臭いや汚れがうまく取れない場合には、布団クリーニングにお願いしましょう。よく洗ったつもりが、急ぎの対応で十分に洗えていなかったなんてこともあります。プロにお願いし、布団を傷めず、しっかりと綺麗にしてもらいましょう。

まとめ

おねしょであわててしまわないためにも、事前におねしょ対策セットを用意しておきましょう。不意な嘔吐やおねしょでも、事前に用意しておけば、すぐに対応ができます。

●おねしょセット
バスタオル×2枚、濡らしたタオル×2枚、バケツ(あれば)、ゴム手袋、クエン酸スプレー、塩素スプレー

おねしょが発覚すると、ついつ慌ててしまいがちですが、落ち着いて対応するようにします。子どももショックを受けていることと思うので、叱ることなく「気をつけようね」「次は教えてね」など声を掛けて、フォローしてあげるようにしましょう。