季節の変わり目に毛布を押し入れから出してみたら、「なんだか臭う」「ダニがいないか心配」「カビくさい」なんてことありますよね。
そのまま使うにはちょっと気が引けるので、クリーニングや毛布のクリーニングを考えていませんか?
毛布は布団やタオルケットとは違い、ウールやシルクなど洗うと質感や風合いが変わってしまう素材もあるため、クリーニングに出したほうがいい場合も多いです。
今回は、毛布をクリーニングに出すときの料金や事前に確認したいポイントについて書いていきます。
目次
毛布はクリーニングしたほうがいいの?おうち洗いはダメ?
毛布の素材や種類・用途などによって、毛布をクリーニングに出したほうがいい場合があります。以下のような場合は、無理して家であらわず、クリーニングに出すとよいでしょう。
- おうちでは洗えない毛布
- 風合いを損ねたくない毛布
- 汚れのついてしまった毛布
おうちでは洗えない毛布
まずは洗濯表示を確認しましょう。ウールやシルクなどデリケートな素材が使われている毛布、洗濯表示に「水洗い不可」のマークがある場合は、クリーニングに出すのがおすすめです。
洗濯できる | 洗濯できない |
風合いを損ねたくない毛布
お気に入りの大切な毛布や高級な毛布はクリーニングに出しましょう。失敗するリスクを減らして前と変わらない風合いのキレイな毛布に仕上がります。
汚れのついてしまった毛布
おねしょや汚れなど軽いシミであれば問題ありませんが、汚れがひどく落ちないようなものの場合はクリーニングの窓口に相談してみましょう。
毛布はどのくらいの頻度で洗うべき?時期は?
毛布のクリーニングや洗濯は、1年に1~2回程度でOKです。やりすぎは毛布をいためてしまいます。
また、クリーニング・洗濯の時期は「毛布を出したとき」がおすすめです。特に、押し入れにしまいっぱなしの毛布は、湿気によるカビやダニ刺されの心配があります。寒さが本番を迎える前に、早めに毛布を出してクリーニング・洗濯しておきたいところです。使う前に一度干して使うとよいでしょう。
毛布をクリーニングに出す前に知っておきたいポイント
クリーニングは、「ドライクリーニング」と呼ばれる石油系の「溶剤」を使って、洗濯を行います。「水洗い」と違い、「繊維が縮みにくい」「繊維を傷めにくい」ため、キレイに汚れを落とすことができます。
毛布の素材が「ウール(羊毛)」や「カシミア」などの動物繊維はクリーニングがおすすめです。家で洗うと「水洗い」になるので繊維が縮んでしまう場合があります。一方、毛布の素材が「フリース」や「ニューマイヤー」「マイクロファイバー」など化学繊維の場合は、おうちで洗える場合もあります。
電気毛布は電気機械がついているので、自分で洗ったりせずにクリーニング店に相談してみましょう。電気毛布の種類や店舗によっては受け付けているところもあります。
地域のクリーニング店でクリーニングできる?
近くに布団丸洗いや毛布のクリーニングも受け付けているところであれば、毛布もクリーニングにだすことができます。染み抜き加工など独自のオプションもあるので、近くに毛布もクリーニングできるところがあれば、相談してみましょう。
ただし、店舗によっては布団や毛布のクリーニングを行っておらず、洋服のみという場所もあるので、事前に電話で問い合わせてみるのがよいでしょう。
地域クリーニング店は、窓口で相談できるメリットがありますが、毛布の持ち込み・受け取りといった手間暇がかかるデメリットがあります。
毛布のクリーニングにかかる時間は?
毛布をクリーニングにかかる時間は、1~2週間程度を目安に、使う前に早めに出すようにしましょう。繁忙期だとさらに時間がかかる場合もあります。
コインランドリーや家洗いと違い、他の人の都合や兼ね合いで時間は少し多めにかかります。
毛布をクリーニングするときの料金はどのくらい?
毛布の種類やサイズ、大きさにもよりますが、クリーニング屋さんに毛布を持ち込んだ場合、料金は毛布一枚1,000~2,000円程度です。
シングルの毛布で800円~、ダブルで1,500円~、ベビー毛布やひざ掛け毛布は1,000円以下というところが多いようです。
最近は多くの宅配クリーニングの業者も出てきており、布団とセットで毛布を割引でクリーニングしてくれたりするところもあります。
宅配クリーニングサービスの毛布の料金は?
布団の宅配クリーニング業者でも毛布のクリーニングを受け付けているところがあります。ただし、毛布単体では料金が割高になってしまいます。
ほとんどの業者で布団クリーニングのオプションで安価で対応してもらえるので、布団のクリーニングと合わせて毛布もお願いしてしまうのがおすすめです。
毛布のクリーニングも対応している布団宅配クリーニングの業者を3社をご紹介します。それぞれの特色があるので、ご自分に合ったところを選ぶとよいです。
お得に毛布をクリーニングしたいなら「Lenet(リネット)」
ふとんリネットは、布団の宅配クリーニング2点以上で、オプションで毛布を一枚1,500円でクリーニングすることができます。
毛布単品でのクリーニングだと2,990円と割高になってしまうので、布団クリーニングと併せて毛布もクリーニングをお願いするとお得です。
ふとんリネットは、オプションで防ダニ加工できるのが特徴です。
全国どこでも【無料】で集配!布団クリーニングの全国宅配「ふとんLenet」
クリーニングした毛布を保管したいなら「KAJITAKU(カジタク)」
布団をクリーニングする際には、布団クリーニング2点パックの一点として毛布をクリーニングできます。毛布3点で1点としてカウントされるので、1枚あたり2,000円弱の換算です。
やや割高ですが、追加料金1,000円で、毛布も併せて最長9か月保管できて、必要な時に手元に届けてもらうことができます。
肌にやさしく毛布をクリーニングしたいなら「しももとクリーニング」
布団クリーニング1点から追加オプションで毛布1枚980円でクリーニングできます。宅配クリーニングの中では毛布の料金は最安です。
しかも、安心の無添加せっけん・完全個人別あらい。アレルギーやアトピーの方やオーガニックな布団をクリーニングに出せず困っている人におすすめです。
まとめ
毛布をクリーニングに出すときのポイントがわかりましたか?最後にもう一度確認をしておきましょう。
- 毛布は1シーズンに1回程度のクリーニングがおすすめ
- 素材によっては家庭で洗濯もできる
- クリーニングの料金は1枚1,000~2,000円程度
- 防ダニ加工、保管、料金によっては宅配クリーニングがおすすめ
毛布単品でクリーニングに出すと割高になってしまうケースがありますが、布団と併せてクリーニングに出せば、逆にお得になるケースもあります。
用途や希望に応じて自分に合った方法を選んでくださいね。
関連記事
敷布団はクリーニングするもの?クリーニングの料金やその他の方法は?
羽毛布団を家で洗おう!3つの洗濯方法を徹底解説!
布団の「ほこり」で眠れない…。快適に眠るための布団のほこり対策8選
羽毛布団にダニは生息するの?羽毛布団を傷めずダニ退治するには?