掃除をしても掃除をしてもいつまでも出続ける「ほこり」。

「ほこりってなんで発生するの?」「どうやったら効率的に掃除ができるの?」と悩んでしまいますよね。

ほこりは布製品やペット、外からのチリ・ゴミなどが原因で発生し、長期間放っておくと「ダニ」や「カビ」の原因にもなってしまいます。家の中からほこりを100%失くすことはできませんが、家族の健康のためにも、せめて簡単に効率的に掃除ができたら楽ですよね。

今回はそんな「ほこり」の効率的な掃除方法についてお伝えしていきます。

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ホコリって何でできてるの?

ほこり

ほこりの正体ってご存知ですか?なんとなく洋服や布製品の「繊維」と思っているかもしれませんが、実はほこりは単なる「繊維の塊」ではありません。
ほこりは「繊維」だけでなく、「紙くず」や「花粉」、「砂ぼこり」などがまとまったものを言います。

布団の上げ下ろしや換気、屋内に入る際に家の中にもちこまれた様々な物質がほこりの原因になります。
中でも家庭内のほこりの50%以上を占めるのが「綿ボコリ」。綿ボコリは主に衣類や寝具、カーテンなどの布製品からでるため、洗面所クローゼット寝室に特に多くたまりがちです。
他にも「ほこり」には、アレルギーなどにも作用する「ダニ」やその死骸(ダニダスト)、「ハウスダスト」や「菌類」なども含まれます。
詳しくは下の表を見てみてください。

ホコリの中に含まれるもの人の皮脂・フケ・髪の毛花粉
土・スス・灰
衣類や布団の繊維
動物の毛・植物
ダニの死骸・糞
カビ
細菌・ウイルス
たばこの煙 など

ほこりがたまりやすい場所は?

部屋の隅

繊維状ダスト(繊維状のほこり)は2㎜以上の大きさ、粒子状ダスト(粒子状のほこり)は1/200mm以下の微細粒子で、いずれも空気中に浮遊し、家の中のあらゆる場所に落下して積もっていきます。中でも以下の様な特徴がある場所は、ほこりが付きやすいので気を付けてみておくとよいでしょう。

  • 空気の動きの少ない場所
  • 掃除の行き届かない場所
  • 帯電しやすい場所

では、こうした特徴の場所はどんなところでしょうか。詳しく見ていきましょう。

部屋の隅

部屋の隅は風で流されたほこりが溜まりやすく、掃除機のヘッドも届きにくい場所のため、ほこりが溜まりがちになります。また、柱がある家や凹凸がある部分にも角ができやすくほこりが溜まりやすいです。掃除機の専用ノズルで吸い込んだり、綿棒などで掻きだして除去するようにしましょう。

コンセントや配線周り

コンセント周り

テレビの裏側やPC周り、キッチンなどは配線がまとまりがちな場所です。また配線も見えないところに回すことが多いので、必然的に積もったほこりも見落としがち。
特に気をつけたいコンセント周りは、ほこりに湿気が溜まってくると微小電流が流れてショートし、トラッキング火災と呼ばれる火事の危険にもつながります。頻繁に掃除をするのは難しくても、定期的に掃除をしてほこりを取り除くことが大切です。

タンスや棚の裏や側面

タンスや棚、テレビボードなど大型の家具の「裏面」や「側面」は、家具を移動しないとならないため、なかなか一人では掃除が難しい場所の一つです。大掃除や部屋の模様替えを行うタイミングで掃除をしたり、一人で難しい場合はハウスクリーニングにお願いすると良いでしょう。

壁やドア

普段気が付きにくい壁やドアにも、実は静電気によってほこりが付いてしまっています。また、ドアの取っ手や凹凸部分にもほこりが付いているので、水を固く絞った雑巾で除電したほこりを取り除いたり、化学繊維で作られたさらに強力な静電気を帯びた叩きを利用するなどして取り除くようにします。

ほこりの効率的な掃除方法とは?

キーボードのほこり掃除

ほこりを効率的に掃除するためには、掃除する順番が大切です。順番を間違えると返ってほこりが舞い上がってしまったり、せっかく掃除をした効果も半減してしまいます。以下の掃除方法を意識しながら効率よくほこりを取り除くようにしましょう。

掃除するタイミングは「起床してすぐ」か「帰宅してすぐ」がベスト

空気中に舞い上がったほこりが地面に着地するまでには約9時間かかると言われています。ほこりは非常に軽いので、人が行き来したり、ドアの開け閉めをするだけで家中に簡単に舞い上がってしまいます。
なので、ほこりを取り除くタイミングは人の出入りがなく、ほこりが下に積もったタイミングがベスト。起きてバタバタと動き出す前の「起床してすぐ」と、仕事から帰宅して家の中を動き回る前の「帰宅してすぐ」がほこり掃除のベストタイミングです。
玄関やベッド周りにフロアワイパーなどを用意して、ささっと掃除をしてしまえば、ほこりもぐっと効率的に除去できます。

掃除は換気でほこりを追い出しながら

掃除をするときは、普段以上にほこりが舞い上がります。余計なほこりを吸い込まないためにも、窓を開けて換気をしながら掃除を行いましょう。

空気中のほこりも風で外に追い出すことができ、新鮮な空気が取り込めます。ほこりが溜まりがちな場所を掃除するときは、マスクや三角巾も装着するとほこりから身を守ることができます。

掃除は上から下の順に

掃除の基本は、高い所から低いところに向かって「上から下に」行います。ワイパーや雑巾でほこりを拭き掃除をすると、ゴミやほこりは下に落ちていきます。

下から掃除をすると落ちてきたゴミを再び掃除する2度手間になってしまいます。余計な手間を省くためにも掃除は上から下に向かって行う様にしましょう。ほこりを取り除くときは、ほこりが舞い上がらないように丁寧に取り除くのもポイントです。

床掃除は乾拭き、掃除機、水拭きの順に

いきなり掃除機をかけてしまうと、せっかく床に落ちたほこりを再び舞い上がらせてしまいます。

フローリングの床を、まずフロアワイパーなどで乾拭きして、ほこりを取り除いてから、大きなゴミは掃除機で取り除くようにします。その後、水拭きをすれば細かな汚れやほこりも取れてさっぱりです。

特にカーペットや畳の掃除などで掃除機が必要なければ、ワイパーを掛けてから水拭きするようにします。

場所別の掃除方法とポイント

リビング

寝室

寝室は布団からでたほこりが多くなりがちな場所です。特に綿布団はほこりが出やすいので、昔ながらの布団で寝ている人はよくよく注意しましょう。

寝室は、起床後すぐにフロアワイパーで床のほこりを取り除くと良いでしょう。また、できるだけ毎朝、窓を開けて換気をしてほこりを追い出します。

この時、ベッドの人は布団を半分に折りたたんだり、床に布団を敷いている人は布団を畳んでしまえば、布団の湿気も取り除け、カビ・ダニの予防になって一石二鳥です。

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リビング

ソファやカーペット、カーテンなど布製品からほこりも出やすく、棚やテレビなどの配線まわりも多い場所の一つです。

一気に掃除をするのは大変なので、普段の動線の途中にハンディワイパーなどを用意しておき、何かの動作のついでにサッとほこりを取り除くようにすると、掃除の負担感が少なくなります。

和室

フローリングと同じように、ワイパーや掃除機掛けでほこりを取り除きます。ふすまや障子のほこりは水が使えないので、傷めないようにハタキを優しくかけます。また、畳もひどい汚れの時以外には水を使わないようにし、水拭きをする際には固く絞って拭いた後乾拭きをしてしっかり乾かします。掃除機掛けするときも畳を傷めないようにやさしく掛けるようにしましょう。

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ほこりの掃除に便利なグッズは?

ほこりを掃除するときに役立つ便利なグッズをご紹介します。グッズを効果的に使って、効率よく掃除を行いましょう。

ふきん

乾拭きや水拭きに「ふきん」が必要ですね。ぞうきんでもよいですが、マイクロファイバータオルだと、がんこ汚れも一緒に落とせて便利です。また使い捨てタイプのタオルは乾拭きをするとほこりがキレイに取れるのでおすすめです。


除電じょでんブラシ

水を使わなくても静電気を除去しほこりを取りやすくしてくれるブラシが「除電じょでんブラシ」です。テレビやパソコンなど、静電気が発生しやすい場所においておくと、サッとほこりをはらえます。


ハンディワイパー

片手で持ちだしてほこりを掃除するのに便利です。キッチンやリビングの棚回りなどいくつかの場所においておき、近くを通ったついでにサクッとほこりを掃除してしまいましょう。


床用ワイパー

高所掃除用ワイパー

冷蔵庫や棚の上、照明カバーの上など手の届きにくい場所は、持ち手が伸ばせるタイプのワイパーが便利です。特に2階へ続く階段の照明や窓枠などは高いところにあり手が届かないのでおすすめです。


隙間用ワイパー

手や普通のワイパーやモップが入らないような狭い場所のほこりとりに便利です。

歩くだけでほこりがとれるスリッパ

スリッパをはいて歩くだけで床のほこりが掃除できてしまう優れもの。掃除がめんどくさいという人は一度試してみてはいかがでしょうか?

ペットのほこりにホコリとりブラシ

ペットの毛やほこりがソファやカーテンなどについてしまうと、なかなか取りにくいもの。そんなときはブラシやコロコロを使うようにしましょう。コロコロタイプのエチケットブラシは使いやすさも併せ持った優れものです。


効率的にほこりを掃除してくれるお掃除ロボット

効率的にほこりを掃除するなら、お掃除ロボットがおすすめです。留守中や睡眠中にもせっせと働いて、ほこりやゴミを除去してくれます。掃除に時間をかけられない人や、掃除に手間を掛けたくない人はお掃除ロボットを導入してみてはいかがですか?

ほこりを掃除してくれるお掃除ロボット

水拭きしてくれるお掃除ロボット

掃除・水拭き兼用のお掃除ロボット


ダスキンのお掃除ロボットをレンタルしてみる

ダスキンでは掃除用品のレンタルだけでなく、お掃除ロボットのレンタルまでしてくれます。

レンタルできる機体は三角形状で部屋の隅々までほこりを取ってくれる「SiRo(シロ)」です。

買うほどではないけど、一度試してみたいという人はレンタルしてみてはいかがでしょうか?

ほこりの予防法(溜めない・発生させない)

ほこりの掃除を掃除で取り除くのは大切ですが、日ごろからほこりを「溜めない」「発生させない」ようにすれば、掃除する手間を減らせますよね。普段のちょっとした動作でほこりは減らせるので、ぜひ家族でも共有して習慣化していきたいところです。とくに汚れがちな子供たちが協力してくれれば掃除の負担がぐっと減るはず。

家に入る前に服のほこりをはら

家に入る前の玄関先で一度立ち止まって、体を軽くはらい、外で服についたほこりや花粉、砂ぼこりなどを払い落としてから家の中に入りましょう。ジャケットやコートなどのアウターはもちろん、帽子やマフラーなども軽く振るってほこりを落とすと良いです。

子供たちはズボンや上着もはたくようにし、汚れやほこりがひどいときは、玄関先で脱いでから入室するようにしましょう。

玄関マットで足元のほこりや砂を取り除く

砂利や砂ぼこりを持ち込まないために、服のほこりをはらうときに一緒に、マットで靴底のほこりや砂利も落すようにしましょう。マットがない人は、足を地団駄ふむようにバタバタと靴底を叩くだけでもOKです。

洋服はクローゼットにしまう

洗濯後の乾いた洋服を干しっぱなしにしているとほこりの原因となります。できるだけ家の中に干しておかないようにし、早めにクローゼットやタンスにしまうようにします。乾いて取り込んだ洋服も置きっぱなしにせず、片付ける様にしましょう。

布団のほこりは払う・掃除機掛けする

掛け布団に積もったほこりは掃除機掛けで取り除きます。敷布団も天日干しをした後は、たたかずに表面についたホコリや花粉をはらうようにします。

部屋に布団をとりこんだら、専用ノズルや布団クリーナーを使って、しっかりと丁寧に掃除機掛けをすれば、ホコリだけでなく、ダニや花粉などのアレルギー原因物質(アレルゲン)も除去できます。

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空気清浄機を使用する

空気中のほこり対策として、空気清浄機を使うのもよいでしょう。フィルターを通してほこりや粉塵を取り除いてくれるだけでなく、対ウイルス効果や対菌効果のあるタイプもあります。使用する部屋のサイズを意識して、好みに合ったものを選ぶようにしましょう。

柔軟剤の除電ぞうきんで拭く

床の拭き掃除

ほこりを寄せ付ける静電気。静電気を除電すれば、ほこりもつきにくくなります。「柔軟剤」に含まれる界面活性剤は除電効果もあります。

柔軟仕上げ剤には、衣類をふんわり肌ざわりよく仕上げる効果に加えて静電気防止効果もあります。
柔軟仕上げ剤の中の陽イオン系界面活性剤は、繊維への吸着性にすぐれ、繊維の表面を覆います。この陽イオン系界面活性剤の親水基部分は、空気中の水分子と結合し電気を流す性質を持つことから、静電気が発生してもすぐに流れ出てしまいます。
また柔軟仕上げによってすべりがよくなり、摩擦が少なくなるので静電気の発生そのものも少なくなります。

引用:花王

この柔軟剤の除電効果を利用したのが、柔軟剤の薄め液を使った除電ぞうきん。柔軟剤を含ませた雑巾で水拭きすれば、静電気が発生しずらくなり、ほこりが付きにくくなります。
作り方は簡単です。

バケツに水1リットル、柔軟剤30~50mlを入れる

これだけです。あとは雑巾を浸して固く絞り、目的の場所を拭きます。

柔軟剤は静電防止効果のあるものだとより効果的です。柔軟剤は様々なものがあるので、好みの香りを選ぶようにしましょう。

スプレーボトルに入れ、柔軟剤液をスプレーして拭くのもOKです。ただし、テレビやパソコンなどの電気製品まわりに使用すると水分による故障の原因となるので、使用を控えましょう。

できるだけ床に物を置かない

床に雑誌や段ボールを置いておくだけでほこりが溜まりやすくなります。できるだけ床に物を置かないようにし、気が付いたら移動するようにしましょう。

掃除に手を掛けられない人は…


仕事が忙しくて、家事や掃除に手を掛けたくない!かけられない!という人は、家事代行サービスやハウスクリーニングサービスを利用しましょう。また、お掃除ロボットを活用すれば、留守中に家中を掃除してくれるので掃除の手間が省けますよ!

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まとめ

ほこりは生活とはきってもきれない関係です。神経質に毎日掃除をすると疲れてしまうので、あまり神経質にならずに道具を使いながら効率的に掃除をし、付き合う様にしていきたいですね。疲れたときは、自分のため、家族の健康のために有料サービスに頼ってもいいですよ。
簡単な習慣を身に着けるだけでも家の中に持ち込むほこりを減らすことができ、ほこりの予防にもなるので、ぜひ家族みんなに協力を仰いで、気持ちよく快適に過ごせるようにしたいですね。

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