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になると、ダニが発生しないと思い込むので、大半の人がこまめな掃除を怠ります。しかし実は、梅雨・夏だけでなく、湿度・温度によって冬でもダニが発生します。

寒い季節にもかかわらず、就寝中のくしゃみや皮膚のかゆみに悩まされているなら、ダニが原因の可能性が高いです。

そこで本記事では、冬のダニの発生条件を説明しつつ、ダニの対策・予防について紹介します。

■本記事のポイント
・湿度・温度さえ整えば、冬でもダニは発生する
・ダニの卵は乾燥では死なない
・定期的な掃除と換気が必要
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ダニは冬でも発生する

ダニは適した湿度と温度さえ整えば、冬でも繁殖します。

ダニの繁殖条件は、25度前後の温度と60〜80%の湿度です。近年の家屋は、気密性が高く、高機能な暖房器具を揃えています。そのため、室内に熱がこもり、髪の毛やフケをエサにしながら、布団やこたつなどに発生します。

最も多いのがチリダニです。高温・多湿を好み、糞や死骸はアレルギー性鼻炎を引き起こします。そして、チリダニの糞や死骸をエサにするツメダニが発生し、ひどいかゆみを伴います。

そのため、冬でも睡眠中のくしゃみやダニ刺されに悩まされることも十分ありえます。

ダニの繁殖する条件は?温度・湿度・エサに原因があります!

ダニは冬を越えるの?

日革研究所によると、チリダニの中でもコナヒョウヒダニは「特別な生育の秘密」があり、それにより寒い冬を乗り越えてしまうといわれています。

コナヒョウヒダニはその環境にいるダニの数が多いと、数ヶ月間脱皮せずに発育を休止する前若虫(長期発育休止前若虫)が出現することがあります。発育を休止することで寒い冬を越すことができるのです!

引用元: 日革研究所

冬にダニが繁殖する原因は暖房と加湿器

先ほどご紹介したダニの繁殖条件は、人の過ごす快適温度・湿度でもあります。つまり、人が多くの時間を過ごす場所ではダニも大いに繁殖する可能性があるということです。特に、リビングは人が集まり長く過ごす場所なので注意が必要です。

温度上昇の原因としては、冬に良く使われる「ホットカーペット」「こたつ」「ストーブ」。湿度上昇の原因としては、加湿のために使用する「加湿器」、そして外気との気温差による「結露」により、条件が整うと冬でもダニが繁殖することがあります。

ダニに冬を越させないためにも、ダニ取りシートなどで対策をしておくと、夏の大繁殖を抑える効果が期待できます。

ダニの卵は寒さや乾燥では死なない

ダニが増殖する図

ダニは乾燥に弱く、空気の換気をしておけば、繁殖を予防することが可能ですが、卵は異なります。実はダニの卵は冷気や乾燥に強く、十分な環境さえ整えば、2〜3日で孵化し、約3週間で成虫になります。

計算上ですが、3ヶ月間放置するだけで、約1万匹にも増えてしまいます。冬が過ぎ、春になるとますますダニにとって適した環境になるため、ダニ対策をしないだけで、大量発生する可能性はおおいにあります。

ダニによるアレルギー性鼻炎、皮膚のかゆみを発見したら、すぐに対策するのをおすすめします。

冬に発生するダニに効く対策

続いて、冬に発生するダニに効く対策を紹介します。

定期的に部屋の換気をする

換気

ダニは乾燥に弱い生き物です。ダニの体の80%が水分で出来ているため、ある程度の湿度がないと、死にます。部屋の換気を行うだけで湿度が下がり、活動力が弱まります。

冬の湿度は平均して、20〜30%です。60〜80%の湿度で発生するダニにとってはこの上なく厳しい環境です。換気をするだけで、ダニの活動を抑えるだけでなく、繁殖の防止も期待できます。
最も湿度が低い昼の12:00から午後6時前後の時間帯で部屋中の窓を開けて換気をしましょう。

こまめに部屋の掃除をする

カーペットに掃除機掛け

冬場のカーペットは、ダニのエサとなる角質やフケだけでなく、ダニの糞・死骸もたまるので、こまめに掃除をするのが大切です。暖房器具周りもダニの発生条件が整っているので、掃除機で予防する必要があります。暖房器具の中にもほこりやダニが溜まっている可能性があります。温風と共に吹き出さないように、使用前に除去しましょう。

また、床に積もらない空気中に浮かんでいるハウスダストには、空気清浄機を使うのが有効です。1日の約4分の1は寝室で過ごすので、定期的な掃除を心がけましょう。

定期的な布団の掃除

布団

冬は気温が低いため、就寝中に汗をかかないと思いがちですが、布団は汗や皮脂を吸っています。就寝中にコップ一杯の汗をかくと言われています。就寝中の布団はダニにとって快適な環境であり、エサが豊富に揃っています。

シーツの交換布団の天日干しは少なくとも週に1回は行いましょう。シーツを洗濯するだけでも、フケやあかの除去が期待できます。天日干しも通気することにより、ダニの発生を予防します。

もし、すでにダニが大量発生しているなら、布団乾燥機の使用をおすすめします。ダニの死滅条件は、50度以上・10分以上の加熱です。

多くの布団乾燥機は、100分間・50度以上の熱風乾燥ができるダニモードが搭載さているので、ダニを徹底的に退治します。

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コインランドリーを使う

コインランドリー

ダニが大量発生して手に負えない場合は、布団乾燥機以外にコインランドリーという方法もあります。場所によりますが、高温洗濯・乾燥機能付きの洗濯乾燥機であれば、短時間でダニを死滅させることが可能です。

ダニの退治だけでなく、丸洗いでダニの糞・死骸などのアレルゲンも除去できます乾燥後は、布団の触り心地が抜群に良くなるので、一石二鳥です。

布団の生地を傷めないかを使用前に必ず確認しましょう。

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冬のダニ予防にはダニ捕りロボがおすすめ

ダニ捕りロボ

ダニは条件さえ整えば、冬・夏に限らず大量に繁殖します。長期的なダニ予防策として、ダニ捕りロボが有効です。

多くのダニシートが市販で販売されているのにもかかわらず、筆者がダニ捕りロボを推奨する理由は、効果、成分、そして簡易性です。効果がまちまちな安い市販のダニシートに対して、ダニ捕りロボは100%のダニ増殖抑制率が証明されています。

ダニ捕りロボの中には、ダニが好む匂いの誘引剤が入っています。そして、誘引剤に含まれている吸湿セラミックでダニを確実に死滅させます。

また、ダニシートの懸念点である化学殺虫薬品もなく、天然由来成分で出来ています。そのため、子供の健康面への影響もなく、安心して使えます。

使い方も簡単で、布団に置くだけで効果が発揮します。効き目が切れる3ヶ月が経過すれば、中身を詰め替えるだけで、また使うことが可能です。

簡単に、効率的にダニの予防をするなら、ぜひダニ捕りロボを試してください。

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まとめ

最後まで読んでいただいてありがとうございます。ダニは寒くなれば死滅すると考えている人が多いですが、実は冬でも発生します。熱と湿気がこもりやすい部屋の換気、暖房器具のこまめな掃除が必要です。
ダニ捕りロボであれば、布団に置くだけでダニの予防が簡単にできます。寒い季節にダニに悩まされているなら、ぜひ試してください。

最後に本記事のまとめを確認しましょう。

■本記事のまとめ
・十分な湿気と温度があれば、冬でもダニは大量発生する
・ダニは乾燥に弱いが、卵は死なない
・部屋の換気を定期的に行いましょう
・カーペット・布団の掃除をこまめにしましょう
・冬のダニこそダニ捕りシートがおすすめ